NY「炭酸料税」案…赤字も体形もスリムに
米ニュヨク州政府が、炭酸料などの砂糖入り清料水のにす新税の入を目指している。
政赤字削という果以上に、肥防止などの健康果をし、州会の理解を得たい考えだ。ただ、料界は猛反しており、31日のに向けてぎりぎりの攻防がいている。
◆一石三◆
「肥が原因で州が支出する医は年76ドル(6840)。行を起こすべきだ」
ニュヨク州のパタソン知事は8日、税制会で力くえた。
景低迷による税不足で同州の2010会年度(10年4月~11年3月)の政赤字は90ドル以上に膨らみ、税保は急となっている。ただ、所得税や固定税などの税は大きな反を招きかねない。そこで目を付けたのが、清料への税だ。
同州の成人が1年に消する砂糖入り料は平均36ガロン(136リットル)。州人口(1950万人)の4分の1が肥体で、低所得者に限ればその割合は3分の1に上する。
新税を入すれば一定の税がめる上、清料の消がって健康にはプラスとなり、医もらせる。「新税は一石三」が知事のめゼリフだ。
新税は「ペニ·パ·オンス(1オンス当たり1セント)税」と呼ばれる。355ミリ·リットル(12オンス)缶の炭酸料が1·35ドル(税き格)前後でられているニュヨク市では、8·875%の消税に加え、9%の新税が上せされることになる。州政府は新税入で消量は15%程度るものの、年10ドルの入がめると算する。
◆「雇用る」◆
一方、料界は反をめている。米国料会は8日、「不に苦しむ低所得者にとって、新税入は不公平」とする声明を表。ニュヨク州にあるコカ·コラ社の工では12日、らが集会をき、「り上げがれば雇用もる」などとえた。
健康志向がまる米国では、高カロリの炭酸料を敬するきががっている。料界には、新税が入されれば消者れが一段とむとの警戒感がい。
州政府は昨年も同の新税入をみたが、州会で否された。背景には、料大手ペプシコが州内にある本社の移をちらつかせるなど界一丸となった「会工作」があったとされる。
◆援◆
会社コンシュマ·エッジの1月では、新税に成の住民35·8%にし、反が43·8%とだったが、ここへ来て成派がえつつある。
「コヒに入れる砂糖はスプン1~2杯。炭酸料1缶には10杯分含まれる」。ブルムバグ·ニュヨク市は7日の演で州政府の提案を支持する意向を表明した。影力を持つ同市の反姿が昨年の新税否の一因だっただけに、今回は大きな援を得た格好だ。
米ニュヨク·タイムズも社で「急上する肥率を改善するため入を急ぐべきだ」と後押しする。全米最高率のたばこ税の入など健康志向がいニュヨク州が、本格的な「炭酸料税」をできるかどうか、全米が注している。(ニュヨク 小谷野太郎)
新2010年3月14日(日)朝刊
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